お墓の基礎知識!芝台ってどんな石?
葬儀を教えて、
先生、「舎利」って仏陀の遺骨のことですよね?でも、お釈迦様の遺骨はインドの8箇所に分骨されたって聞いたことがあるんですが….
葬儀スタッフ
いい質問ですね!確かに、お釈迦様の遺骨はインドの8つの国に分骨され、それを納めた仏塔が建てられました。これは仏教の教えを広めるためだったと言われています。
葬儀を教えて、
じゃあ、日本にある「舎利」って何なんですか?
葬儀スタッフ
実は「舎利」は仏陀だけでなく、高僧の遺骨も指します。日本では、仏教が伝来して以降、高僧の遺骨を「舎利」として大切に保管し、供養するようになりました。
舎利とは。
「舎利」とは、葬儀に関連する用語で、仏陀や高僧など、特に徳の高い方の遺骨を指します。火葬後の遺骨を指す場合もあります。舎利は塔や納骨堂に安置し、供養の対象とされます。釈迦の遺骨はインドの8つの場所に分骨され、それぞれの場所に舎利塔が建立されました。これは仏舎利とも呼ばれます。
お墓の土台、芝台ってどんな石?
お墓の最も下に位置し、土台となる部分を「芝台」と呼びます。お墓全体を支える大切な部分であり、耐久性の高い石材を選ぶことが一般的です。この記事では、芝台によく使われる石材の特徴や選び方について詳しく解説していきます。
芝台の役割と重要性
お墓を構成するパーツの中で、普段あまり意識することがない「芝台」。しかし、お墓の耐久性や美観を保つためには、実はとても重要な役割を担っています。
芝台は、お墓の一番下の部分に位置し、土台石を支える役割があります。土台石は、お墓全体の重さを支える重要なパーツですが、地面に直接置くと、地面からの湿気や雨水の侵入によって劣化が進んでしまいます。芝台は、土台石を地面から離すことで、湿気から守り、お墓全体の耐久性を高める役割を果たします。
また芝台は、お墓の外観を美しく見せる役割も担っています。土台石やその上の部材と調和のとれたデザインや色合いの芝台を選ぶことで、お墓全体に統一感が生まれ、より洗練された印象を与えることができます。
芝台の素材と選び方
お墓を建てる際、墓石の種類やデザインに目が行きがちですが、土台となる芝台選びも大切です。
芝台は、墓石を支え、雨風から守る役割を果たします。そのため、耐久性や耐候性に優れた素材を選ぶ必要があります。
一般的に、芝台の素材には御影石が多く使われています。御影石は硬くて風化しにくいため、長期間美しさを保つことができます。また、色や模様も豊富なので、好みに合わせて選ぶことができます。
価格を抑えたい場合は、インド材の御影石がおすすめです。一方、国産の御影石は、インド材に比べて価格が高めですが、より耐久性が高く、高級感があります。
芝台は、お墓の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。石材店 carefully と相談しながら、最適な素材を選びましょう。
芝台のお手入れ方法
お墓参りに行くと、墓石本体とは別に、周りを取り囲むように設置されている石があるのに気づかれるでしょう。これが「芝台」と呼ばれるものです。芝台は、お墓の周囲を区切り、土や砂利の流出を防ぐ役割を担っています。また、雑草が生えにくくしたり、雨水の跳ね返りで墓石が汚れるのを防ぐ効果もあります。
芝台は、墓石本体と同じように、風雨や紫外線にさらされることで劣化していきます。定期的なお手入れをすることで、美観を保ち、お墓を長く維持することができます。
日頃のお手入れとしては、墓石本体と同様に、柔らかい布で水拭きするのが基本です。その際、苔や汚れが酷い場合は、墓石用の洗剤を使うと効果的です。ただし、研磨剤が入った洗剤は、石材を傷つける可能性があるので避けましょう。また、雑草が生えてきたら、根っこから丁寧に抜き取りましょう。放置しておくと、根が張ってしまい、除去が困難になる場合があります。
まとめ:芝台への理解を深めよう
お墓参りに行くと、さまざまな形の石材が使われていることに気づきますよね。中でも、お墓の一番土台部分にどっしりと構えているのが「芝台」です。今回は、この芝台について詳しく解説していきます。
芝台は、お墓の基礎となる部分であり、お墓全体の安定感を保つという重要な役割を担っています。そのため、風雨や地震などの外部からの影響に強く、耐久性に優れた石材であることが求められます。
芝台の種類もさまざまです。一般的なのは、四角形や八角形のシンプルな形のものですが、最近では、和型墓石だけでなく、デザイン墓石にも合わせやすいように、曲線を描いたものや、色味や模様が個性的なものなど、多様なデザインの芝台が登場しています。
芝台は、お墓の印象を大きく左右する要素の一つです。お墓を建てる際には、石材の種類やデザイン、そして価格などを比較検討し、ご自身にとって最適な芝台を選びましょう。
今回の記事を通して、芝台への理解を深めていただければ幸いです。