神社の顔!神主と、その知られざる世界
葬儀を教えて、
先生、神主について教えてください。神社で結婚式も葬式もやってくれるって聞いたんですけど、神主は誰でもできるんですか?
葬儀スタッフ
いい質問だね。確かに神社では結婚式も葬式も執り行われるけど、神主なら誰でもできるわけじゃないんだ。神主になるには、資格が必要で、段位があるんだよ。
葬儀を教えて、
段位があるんですか?じゃあ、段位によって何が違うんですか?
葬儀スタッフ
そうなんだ。段位によって、神主として認められる神社が異なるんだ。例えば、高い段位を持っている神主は大きな神社で儀式を執り行うことができるんだよ。また、大きな神社では、宮司、禰宜、権禰宜といった役割分担もあるんだ。
神主とは。
葬儀の際に耳にする「神主」とは、神社で祭祀を司る資格を持つ人のことを指します。神主にも実は段位があり、その段位によって勤めることができる神社が変わってきます。また、大きな神社になると、神社全体を統括する人を「宮司」、その補佐をする人を「禰宜」や「権禰宜」と呼ぶこともあります。
神主とは? その役割と重要性
神社でお祓いをしてくれたり、お祭りの際に儀式を執り行う姿を見かける神主。神様の使いとして、私たちを神様の世界へと橋渡ししてくれる存在と言えるでしょう。その役割は、神様の言葉を人々に伝え、人々の願いを神様に届けること。古くから日本の文化の中心として、目には見えない精神世界を支えてきたのです。
知っておきたい神主の資格と階級
神社で参拝客を迎える神主。厳かな雰囲気をまとった、特別な存在であると感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、「神主」になるための明確な資格は、法律で定められていません。誰でも神主を名乗ることができてしまうのです。しかし、神道の教えを深く学び、一定の要件を満たした者にのみ与えられる資格が存在します。それが、「神職」です。
神職には、「階位」と呼ばれるランクがあり、「明階」と「位階」の二つに分けられます。明階は、神社本庁が定める階位で、上から「特級」「一級」「二級」「三級」となっています。一方、位階は、国の機関である「神社本庁」が定める階位で、上から「浄階」「明階」「正階」「権正階」「直階」の五つに分けられます。どちらも、神職としての経験や実績、そして神職養成機関での学習などを経て、上位の階位に昇格していきます。
神社の規模と神主の呼び方の関係
神社で私たちを迎えてくれる神主。その呼び方は、実は神社の規模や格式によって異なることがあります。 一般的に、大きな神社の神主は「宮司」と呼ばれ、その下に「権宮司」「禰宜」「権禰宜」といった役職の方がいます。 これに対し、比較的小規模な神社では、神主が一人しかいない場合もあり、その場合は「宮司」と名乗ることが多いようです。 また、「神官」という単語も耳にすることがあるかもしれません。これは、「宮司」「禰宜」など、神職に就いている人を総称した言葉です。つまり、宮司も禰宜も、広い意味では神官の一員と言えるでしょう。 神社を訪れた際は、その規模や雰囲気に合わせて、神主の方々への呼び方にも気を配ってみると、より一層、神社の世界への理解が深まるかもしれません。
宮司、禰宜、権禰宜…違いは?
神社で参拝者を迎えてくれる神主。厳かな雰囲気を纏い、どこか特別な存在であるかのように思えますよね。今回は、そんな神主の仕事内容や、知られざる世界について、そして「宮司」「禰宜」「権禰宜」といった、聞き慣れない肩書きの違いについてご紹介します。
実は、「神主」は職業ではなく、神社で神様をお祀りする人の総称です。神社には、神様に仕える「神職」という国家資格を持った人がおり、「宮司」「禰宜」「権禰宜」といった役職を与えられています。
「宮司」は、神社における最高責任者です。神社全体の運営を統括し、祭祀を取り仕切ります。「禰宜」は、宮司を補佐する役職です。祭祀の補助や、神社の事務的な業務を担います。「権禰宜」は、禰宜の下につく、いわば見習いのような立場です。祭祀の作法や神社のしきたりを学びながら、補助的な業務を行います。
これらの役職は、神社の規模や歴史によって、その役割や人数が異なります。大きな神社になると、さらに細分化された役職が存在することもあります。
普段何気なく目にしている神主の肩書きですが、そこには神社における役割や序列が隠されているのです。
神主の仕事内容:儀式だけじゃない!?
神社で厳かに儀式を執り行う神主の姿は、どこか神秘的で近寄りがたい印象すらありますよね。多くの人にとって、神主の仕事内容といえば、七五三や結婚式などの儀式をイメージするのではないでしょうか?もちろん、儀式は神主の大切な仕事の一つです。しかし、神主の仕事はそれだけではありません!今回は、普段なかなか目にすることのない、神主の知られざる仕事内容に迫ります。