知って納得！お墓の「石量」の基礎知識

知って納得！お墓の「石量」の基礎知識

知って納得！お墓の「石量」の基礎知識

葬儀を教えて、

先生、「積み団子」って、お葬式とかでよく見かけるけど、あれは何のためにあるんですか？

葬儀スタッフ

良い質問ですね。「積み団子」は、故人があの世で無事に成仏できるようにと捧げるお供え物なんですよ。四十九日の間、あの世への旅路を続けていく故人のための食べ物という意味が込められているんです。

葬儀を教えて、

へえー、そうなんですね！でも、地域によってはお団子じゃなくて、ご飯だったり里芋だったりするって聞いたことがあるんですけど…

葬儀スタッフ

その通り！実は「積み団子」は、地域によって形や数が違うんです。でも、故人を偲び、成仏を願う気持ちは、どの地域でも同じなんですよ。

積み団子とは。

「積み団子」は、初七日や四十九日などの法要で仏様にお供えする、積み上げられたお団子のことを指します。日本では、ご先祖様への感謝の気持ちと、故人が成仏し、先祖となるまでの道のりである四十九日を支えるための食べ物として、この「積み団子」をお供えする風習があります。

この風習は日本独自のもので、わずかに日本の影響を受けた国々に名残が見られる程度です。

興味深いことに、「積み団子」の風習は地域によって様々です。団子の数や、団子ではなくご飯をお茶碗に山盛りにしたり、里芋を積み上げたりと、時代や地域によって変化が見られます。

しかし、その根底にあるのは、故人が無事に成仏することを願う気持ちに変わりはありません。「積み団子」は、極楽浄土への四十九日の旅路に必要な、故人を思う心が込められたお供えなのです。それがご飯であっても、里芋であっても、その気持ちは変わりません。

「石量」ってどんな意味？

お墓を建てる際に必ず耳にする「石量」という言葉。なんとなくは分かっていても、具体的に何を指すのか、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか？この「石量」は、お墓に使われている石材の体積を表す言葉です。つまり、石の量が多いほど、お墓は大きく立派なものになります。石材は種類や産地によって価格が大きく変わるため、石量はお墓の価格を左右する重要な要素となります。

石量と墓石の価格の関係とは？

お墓選びの際、「石量」という言葉を見聞きすることがあるかもしれません。石材店では、使用する石材の量を石量で表します。この石量は、墓石の価格に直接影響する重要な要素なのです。

一般的に、石量が多いほど墓石は高価になります。これは、使用する石材の量が多くなるためです。石種が同じ場合、より大きなお墓や、彫刻が複雑なデザインのお墓は、石量が多くなり、価格も高くなる傾向があります。

しかし、石量だけで墓石の価格が決まるわけではありません。石種によって、1立米（1m x 1m x 1mの立方体）あたりの単価が大きく異なるからです。例えば、高級な石種である庵治石は、一般的な花崗岩に比べて単価が高いため、同じ石量でも高価になります。

つまり、墓石の価格を左右するのは、石量と石種の組み合わせと言えます。石材店に見積もりを依頼する際は、石種と併せて石量についても確認することで、予算に合ったお墓選びがしやすくなるでしょう。

石の種類と石量の関係

お墓選びの際によく耳にする「石量」。これは、お墓に使われている石材の体積のことを指し、一般的に「㎥（立方メートル）」で表されます。石量は、お墓の価格を大きく左右する要素の一つです。

石の種類によって、石質や希少性、加工のしやすさが異なるため、石量あたりの価格も異なります。例えば、硬くて吸水率が低く、美しい光沢を持つ高級な石材である御影石の中でも、産地や色合いによって価格が異なります。一般的に、青みがかかった石や、黒く色の濃い石は、希少価値が高いため、価格も高くなる傾向があります。

また、同じ石種であっても、石目が細かく、均一で、大きな原石ほど、加工がしやすく、無駄が少ないため、価格が高くなる傾向があります。石量と価格の関係性を理解しておくことは、予算に合わせたお墓選びをする上で非常に重要と言えるでしょう。