結婚式でNG！縁起が悪い忌み言葉と意味を知ろう
葬儀を教えて、
先生、「忌み言葉」って結婚式で使うと縁起が悪い言葉のことですよね？葬儀でも使う言葉ってあるんですか？
葬儀スタッフ
いい質問ですね！そう、忌み言葉は結婚式でよく耳にするけど、実は葬儀でも使う言葉があるんです。例えば、結婚式では「繰り返し」は再婚を連想させるから避けるけど、葬儀でも「再び」という言葉は同じ意味で避けるべきとされています。
葬儀を教えて、
へえー！じゃあ、「繰り返し」みたいな、他の言葉も葬儀ではダメなんですか？
葬儀スタッフ
そうなんです。例えば「別れる」「切る」なども、永遠の別れを連想させるので、葬儀では使わないようにするべき言葉です。状況に応じて言葉を選ぶことが大切ですね。
忌み言葉とは。
『忌み言葉』とは、葬儀など、その場にふさわしくないとされる言葉のことです。縁起が悪い出来事を連想させるため、別の言い方に言い換えるのが一般的です。例えば、婚約や結婚式では、「切れる」「別れる」「離れる」など、別れを連想させる言葉や、「再婚」「繰り返し」など、繰り返すことを意味する言葉は使用を避けます。また、不幸、夫婦の別れなどを連想させる言葉も使用は控えるべきです。
結婚式の忌み言葉とは？
結婚式は、新しい人生の門出を祝う、二人にとって大切なイベントです。しかし、そんな晴れの場には、縁起が悪いとされている「忌み言葉」が存在します。うっかり口にしてしまわないよう、結婚式の忌み言葉とその意味について、事前にしっかりと確認しておきましょう。
縁起が悪いとされる理由
結婚式は、新しい人生のスタートを祝う場であり、古くから縁起を大切にしてきました。そのため、夫婦の別れを連想させる言葉や、不幸、不吉、再婚を連想させる言葉は「忌み言葉」として避けるべきとされています。これは、新郎新婦の未来が永遠の幸せで溢れるようにとの願いが込められているからです。
具体的な忌み言葉と例文
結婚式は、新郎新婦の新たな門出を祝う特別な日。
しかし、せっかくのお祝いの席で、縁起が悪いとされる「忌み言葉」を使ってしまうと、お二人の門出を祝う気持ちも台無しになってしまいます。
そこで今回は、結婚式で言ってはいけない言葉を具体的にご紹介します。うっかり使ってしまわないよう、例文と合わせてしっかりと確認しておきましょう。
– 結婚式で言ってはいけない言葉
-1.夫婦の別れを連想させる言葉を避ける-
結婚式のスピーチでタブーとされているのが、夫婦の別れを連想させる言葉です。
例えば、「別れる」「切る」「切れる」「離れる」といった言葉は、結婚生活が長く続かないことを暗示するとして避けられます。
特に、再婚を連想させる「繰り返し」「再び」「再度」なども、縁起が悪い言葉として知られています。
-【例文】-
* （NG）「いろいろあったけど、今日を迎えられて本当に良かったです」
* （OK）「素晴らしい日にスピーチをさせていただき、大変光栄です」
-2.再婚を連想させる言葉を避ける-
先ほどもお伝えしたように、再婚を連想させる言葉を避けることも大切です。
「繰り返し」「再び」「再度」といった言葉は、まるで新郎新婦が過去に結婚し、失敗したかのような印象を与えてしまいます。
お祝いの場にふさわしくないだけでなく、新郎新婦やその家族を傷つけてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
-【例文】-
* （NG）「本日は、このような素晴らしい式に招待いただきありがとうございます」
* （OK）「本日は、誠におめでとうございます」
-3.不幸、不吉、死を連想させる言葉を避ける-
結婚式では、不幸、不吉、死を連想させる言葉もタブーとされています。
「別れる」「切る」「悲しむ」といった言葉は、縁起が悪いだけでなく、新郎新婦やその家族を不安な気持ちにさせてしまう可能性があります。
また、「別れる」という言葉は、先ほどもお伝えしたように、夫婦の別れを連想させるため、使用を控えましょう。
-【例文】-
* （NG）「お二人が、これから先もずっと幸せに過ごせますように」
* （OK）「お二人の未来が、愛と笑顔で満たされますように」
-4.同じことを繰り返す重ね言葉を避ける-
同じことを繰り返す重ね言葉も、結婚式では避けるべき言葉です。
重ね言葉は、夫婦の別れを連想させるだけでなく、くだけ過ぎた印象を与えてしまう可能性があります。
結婚式のスピーチでは、フォーマルな場であることを意識し、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
-【例文】-
* （NG）「本日は、本当に、本当におめでとうございます」
* （OK）「心よりお祝い申し上げます」
結婚式は、新郎新婦にとって、人生で一度きりの大切なイベントです。
忌み言葉を避けることはもちろんですが、お祝いの気持ちを込めて、心を込めた言葉で祝福してあげましょう。
言い換え表現で縁起良く！
結婚式のスピーチや会話では、お祝いの場にふさわしくない言葉は避けるのがマナーです。うっかり縁起が悪い言葉を口にしてしまわないよう、言い換え表現と併せて覚えておきましょう。
例えば、「別れる」を連想させる「切る」「切れる」といった言葉はNGです。ケーキ入刀の場面では「カットする」と言い換えたり、手紙を読む際に「切手」の代わりに「シール」を用いるなどの配慮が必要です。また、再婚を連想させる「繰り返し」や「再び」といった言葉も避けるべきでしょう。夫婦の未来が永遠であるようにとの願いを込めて、縁起の良い言葉を選んで使うことが大切です。
まとめ：言葉選びで幸せな門出を
結婚式は、新郎新婦にとって人生の大切な節目であり、多くのゲストにとっても祝福すべき晴れの場です。
しかし、せっかくのお祝いの席でも、縁起が悪いとされる「忌み言葉」を使ってしまうと、お祝いのムードを壊してしまう可能性も。
この記事では、結婚式で避けるべき言葉と、その意味について詳しく解説していきます。
新郎新婦やゲストとして結婚式に参加する方はぜひ参考にして、言葉選びに気を配りながら、心からのお祝いの気持ちを伝えていきましょう。
