お墓の香炉選び:くりぬき香炉とは?
葬儀を教えて、
先生、くり抜き香炉って最近よく聞くんですけど、普通の香炉と何が違うんですか?
葬儀スタッフ
いい質問ですね! くり抜き香炉は、お線香を寝かせて焚くタイプの香炉のことです。それに対して、お線香を立てて使う香炉は香立と呼びます。最近はくり抜き香炉の方が人気があるようですね。
葬儀を教えて、
そうなんですね。なんでくり抜き香炉の方が人気があるんですか?
葬儀スタッフ
くり抜き香炉は屋根があるので、雨風でお線香が消えにくいという利点があるんです。それに、デザインも多様で、お墓の雰囲気に合わせて選べるのも魅力の一つですよ。
くりぬき香炉とは。
「くりぬき香炉」とは、石の中央をくり抜いてお線香を置く場所にした香炉のことです。お線香を寝かせて供えるタイプの香炉は、ほとんどがこの「くりぬき香炉」です。反対に、お線香を立てて供えるタイプの香炉は「香立」などと呼ばれます。「くりぬき香炉」は屋根が付いているため、雨風の日でもお線香の火が消えにくいというメリットがあり、近年人気が高まっています。また、「くりぬき香炉」と一口に言っても、屋根の形状やくり抜き方によって様々な種類があります。お墓のデザインや好みに合わせてお選びください。
くりぬき香炉の特徴
くりぬき香炉は、その名の通り、石材をくりぬいて作られた一体型の香炉です。そのため、継ぎ目がなく、非常に丈夫で、長持ちするという特徴があります。また、石の持つ重厚感と、シンプルなデザインは、どんなお墓にも馴染みやすく、風格をさらに高めてくれるでしょう。
香炉の種類と選び方
お墓に供える香炉には、実は様々な種類があります。大きく分けると、石を加工して作られる「石製香炉」と、金属で作られる「金属製香炉」の二つに分けられます。石製香炉は、さらに「標準型香炉」「一体型香炉」「くりぬき香炉」などの種類に分かれています。それぞれに特徴や価格、見た目などが異なるため、お墓の雰囲気や予算に合わせて選ぶことが大切です。
例えば、一体型香炉は、香炉と花立が一体になったデザインで、シンプルながらも洗練された印象を与えます。一方、くりぬき香炉は、石材を丸ごとくりぬいて作られるため、重厚感があり高級な印象です。
金属製の香炉は、真鍮やステンレスなどの素材で作られており、耐久性に優れているのが特徴です。また、デザインも豊富で、シンプルなものから装飾性の高いものまで様々です。
香炉を選ぶ際には、これらの種類や特徴を踏まえ、お墓の雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。もし、どの種類を選べば良いか迷った場合は、石材店に相談してみるのも良いでしょう。
くりぬき香炉のメリット・デメリット
お墓参りの際に欠かせない香炉。その中でも、石材をそのままくり抜いて作られた「くりぬき香炉」は、伝統的な美しさと重厚感を兼ね備えた人気のある選択肢です。ここでは、くりぬき香炉のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
【メリット】
* -一体感のある美しさ- 石材から直接彫り出されているため、継ぎ目がなく、シンプルながらも美しいフォルムが魅力です。
* -高い耐久性- 一つの石から作られているため、頑丈で壊れにくく、長期間にわたって美しさを保ちます。
* -高級感- 重厚感があり、お墓全体に風格を与え、より一層故人を偲ぶ空間を演出します。
【デメリット】
* -価格の高さ- 他の種類の香炉と比べて、素材や加工の手間がかかるため、価格が高くなる傾向があります。
* -重量がある- 石材そのものの重さがあるため、設置や移動の際には注意が必要です。
* -デザインの選択肢が少ない- シンプルなデザインが多く、 ornament(装飾)を施したものなど、デザインの選択肢は限られます。
くりぬき香炉は、伝統的な美しさと耐久性を求める方に最適な選択肢と言えるでしょう。しかし、価格や重さ、デザインなども考慮し、お墓の雰囲気や自身の希望に合った香炉選び が大切です。
最近人気のくりぬき香炉
お墓参りの際に欠かせない香炉ですが、近年では伝統的なデザインのものだけでなく、モダンなデザインのものなど、様々な種類の香炉が登場しています。その中でも、特に注目を集めているのが「くりぬき香炉」です。一体どんな特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。
お墓のデザインに合う香炉選び
お墓のデザインは、和型、洋型、デザイン墓石など様々です。墓石の形や色、素材によって雰囲気も大きく変わるため、香炉選びも慎重に行いたいものです。例えば、伝統的な和型の墓石には、白やグレーの石を使ったシンプルなデザインの香炉が馴染みます。一方、洋型の墓石やデザイン墓石には、黒やピンクの石を使ったものや、丸みを帯びたデザインなど、墓石のデザインに合わせて個性的な香炉を選ぶのも良いでしょう。
香炉を選ぶ際には、墓石とのバランスも大切です。小さすぎる香炉では存在感が薄れてしまいますし、大きすぎる香炉では墓石との調和がとれません。墓石のサイズやデザインを考慮して、ちょうど良い大きさの香炉を選ぶようにしましょう。石材店に相談すれば、最適な香炉選びのアドバイスをもらえます。