お墓の顔!台石の役割と追加する際の注意点
葬儀を教えて、
先生、「台石」ってなんですか? お墓でたまに聞く言葉なんですが、よく分かっていなくて…
葬儀スタッフ
なるほど。「台石」は、お墓の一番上の石(竿石)の下にある石のことだよ。お墓でいうと、土台の上にあって、一番上の石を支えている部分だね。家紋が彫ってあったりするんだよ。
葬儀を教えて、
あ~、あの家紋が彫ってある石のことですか! あれが「台石」っていう名前なんですね。でも、お墓によって、あの石がない場合もあるのはなぜですか?
葬儀スタッフ
いい質問だね! 実は「台石」は必須ではなくて、お墓のデザインや地域によっては無い場合もあるんだ。後から追加することもできるけど、その場合は周りの石と色を合わせたりする必要があるんだよ。
台石とは。
お墓で使われる「台石」という言葉をご存知ですか? 台石とは、お墓の一番上の石である竿石の下に位置する石のことです。上台や中台とも呼ばれ、家紋などが刻まれることもあります。
台石がないお墓は、周囲のお墓に比べて低くなってしまうことがあります。そのため、後から台石を追加することも可能です。その際には、上下の石と色合いを合わせるなど、調和を考慮する必要があります。
台石とは?その役割と位置づけ
お墓を構成するパーツの中で、最も目につきやすい場所に位置するのが「台石」です。お墓の印象を大きく左右する部分であることから、「お墓の顔」とも呼ばれています。
台石は、墓石本体を支える土台としての役割を担っています。一般的に、四角形や八角形に加工された石材が用いられ、その上に墓石本体や花立、香炉などが設置されます。
お墓参りの際には、この台石の上に供物や花を置くことが多く、故人との大切な時間を過ごすための象徴的な場所とも言えるでしょう。
台石の種類と呼び方
お墓の印象を大きく左右する台石。実は、この台石にはいくつかの種類があり、それぞれに名前が付けられています。 台石は、単なる土台ではなく、お墓のデザインや雰囲気を決定づける重要な要素と言えるでしょう。
今回は、代表的な台石の種類と、それぞれの呼び方、そして特徴について詳しく解説していきます。
台石に刻むもの:家紋から想いまで
お墓参りに行くと、墓石の種類や形、刻まれた文字など、様々なお墓があることに気づきます。その中でも、台石は墓石を支える土台となるだけでなく、墓石全体の印象を大きく左右する重要な要素です。
台石には、一般的に家紋や家名が刻まれます。特に家紋は、その家の歴史やルーツを象徴する大切なものです。古くから受け継がれてきた家紋を刻むことで、先祖への敬意を表すとともに、子孫にその想いを伝えていくことができます。
最近では、家紋だけでなく、好きな言葉や詩、故人を偲ぶメッセージなどを刻むケースも増えています。これは、故人との思い出を大切にしたい、あるいは故人の生き様を表現したいという願いからきています。
台石に何を刻むかは、自由な発想で決めることができます。石材店と相談しながら、想いの詰まった、世界に一つだけのお墓作りをしていきましょう。
台石がない!そんな時どうする?
お墓参りに行くと、墓石の足元にあるのが台石です。お墓の中でも、特に目立つ部分であることから「お墓の顔」とも呼ばれています。しかし、古いお墓などでは、台石が設置されていない場合も見られます。 台石がないことで、お墓全体の見た目が低く不安定な印象を与えてしまうだけでなく、雑草が生えやすくなったり、水はけが悪くなってしまうなどのデメリットも生じます。
そこで検討したいのが、後から台石を追加することです。石材店に相談すれば、既存のお墓のデザインに合った台石を提案してもらうことができます。費用は石の種類や大きさにもよりますが、お墓の印象を大きく変え、より立派に見せることができるため、検討する価値は十分にあるでしょう。
台石を追加する際の注意点:色合わせの重要性
お墓の印象を大きく左右する台石。後から追加する場合、既存の台石と新しい台石の色を合わせることは非常に重要です。石は、産地や採掘時期が異なると、全く同じ種類であっても色味や模様が微妙に異なるため注意が必要です。施工前に石材店としっかり相談し、実物を見ながら慎重に色を決定しましょう。色の違いが目立つと、お墓全体の統一感が損なわれ、ちぐはぐな印象を与えてしまう可能性があります。後々のトラブルを防ぐためにも、色合わせは妥協せずに行うようにしましょう。