墓地の広さ『平米』って何？
葬儀を教えて、
先生、「平米」って墓地の広さを表す時に使うって聞いたんですけど、いまいちピンときません。具体的にどれくらいの広さなんですか？
葬儀スタッフ
なるほど。「平米」は日常生活であまり使う機会がないからイメージしづらいよね。簡単に言うと、畳2枚分の広さが約3.3平米なんだ。だから、墓地の区画が6平米だったら、畳でいうと大体4畳くらいの広さになるよ。
葬儀を教えて、
あ、畳で考えるとイメージしやすいです！じゃあ、一人のお墓だとどれくらいの広さが必要なんですか？
葬儀スタッフ
それはお墓の種類や霊園によって異なるけど、一般的なお墓だと1平米から2平米くらいが多いかな。例えば、畳1枚分が約1.6平米だから、それより少し広いくらいだね。
平米とは。
お墓を選ぶ際に目にする「平米」とは、㎡と表記される広さを表す単位のことです。墓地の区画は、一般的にこの平米（㎡）と、間口（正面の幅）、奥行きで表記されます。1坪は約3.3㎡、畳2枚分に相当します。畳1枚は約1.6㎡、畳半分なら約0.8㎡と考えると、各霊園の区画面積をイメージしやすくなるでしょう。なお、墓地の広さを表す際に「聖地」という特殊な表現が使われることもありますが、首都圏近郊では一部の寺院を除き、平米で表記するのが一般的です。
お墓選びの基礎知識：『平米』とは
お墓を探す際、「広さ〇平米」といった表記を目にしますよね。この「平米」とは一体何を表しているのでしょうか？
「平米」とは、1辺が1メートルの正方形の面積を表す単位です。つまり、「3平米」のお墓であれば、縦横約1.7メートル×約1.7メートルの広さということになります。とはいえ、お墓の形は正方形とは限りません。間口が狭く奥行きがある場合や、L字型など変形した区画も存在します。そのため、平米数だけでお墓の広さを判断するのではなく、実際に墓地を訪れて自分の目で確かめることが大切です。
平米から広さをイメージしてみよう
墓石店や霊園のパンフレットを見ると、「○○平米」と墓地の広さが書かれています。しかし、普段の生活であまり馴染みがない単位のため、一体どれくらいの広さなのか、ピンとこない方が多いのではないでしょうか？
このページでは、平米という単位を通して、墓地の広さについて具体的なイメージを掴めるよう解説していきます。
間口と奥行き：墓石のデザインへの影響
墓地の価格を左右する要素の一つに「広さ」があります。広さは一般的に「平米」で表記されますが、この平米は単純な面積だけでなく、間口と奥行きという要素によって墓石のデザインに影響を与えます。
例えば、同じ4平米の墓地でも、間口が狭く奥行きが深い場合と、間口が広く奥行きが浅い場合では、設置できる墓石の形状が変わってきます。間口が狭いと、奥行きを生かした縦長の墓石や、複数段の階段状の墓石のデザインが考えられます。一方、間口が広い場合は、横に広がりのあるデザインや、ベンチなどを設置しやすいなど、開放的な空間になるでしょう。
このように、墓地の広さは単なる数字ではなく、間口と奥行きの組み合わせによって、墓石のデザインや、お墓全体の雰囲気を大きく左右する要素となります。墓地を選ぶ際には、希望する墓石のデザインや、将来的なお墓の利用方法なども考慮しながら、最適な広さを検討することが重要です。
聖地表記？：地域による墓地単位の違い
お墓を探す際、「区画の広さ」は気になるポイントの一つでしょう。近年は、多くの霊園で分かりやすい「平米（㎡）」表記が採用されています。しかし、地域によっては「坪」や「㎡」以外の、聞き慣れない単位が使われていることがあります。
例えば、関西地方では「聖地」という単位が使われることがあります。これは、仏教用語の「聖なる土地」に由来するもので、地域によってその広さは異なります。お墓選びの際は、単位の持つ意味や広さを事前に確認することが大切です。
最適な墓地の広さを選ぶためのポイント
お墓選びにおいて、面積は重要な要素です。しかし、普段あまり馴染みのない「平米」で表示されているため、どれくらいの広さを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？
最適な墓地の広さは、主に埋葬人数、墓石の種類、予算によって異なります。
例えば、将来的に家族も一緒に眠ることを考え、複数人を埋葬したい場合は、ある程度の広さが必要になります。また、和型や洋型など、墓石のデザインによっても必要な面積が変わってきます。
予算に合わせて無理のない広さを選ぶことも大切です。広すぎる墓地を選んでしまうと、後々の管理が負担になってしまう可能性もあります。
まずは、希望する条件を整理し、石材店に相談しながら、最適な広さの墓地を見つけていきましょう。
