知っておきたい葬儀の基礎知識｜安置について
葬儀を教えて、
先生、「安置」って亡くなった人を棺に納めるまで安置しておくことって書いてあるんですけど、どこで安置するんですか？
葬儀スタッフ
いい質問ですね。昔は自宅で行うのが一般的で、仏間や座敷などを選んでいました。最近では、葬儀場や火葬場に併設された安置施設を利用することも増えています。
葬儀を教えて、
なるほど。じゃあ、必ずしも家じゃないといけないわけじゃないんですね。
葬儀スタッフ
その通りです。時代の変化とともに、安置の場所も多様化していますね。
安置とは。
「安置」とは、葬儀に際して、故人様を棺に納めるまでの間、お連れ合い頂いた場所にご安置することです。ご安置する場所としては、仏間や座敷などが一般的です。
安置とは何か？
安置とは、亡くなった方を葬儀の日まで安置施設などに運び、お棺に納めておくことを指します。ご自宅、安置施設、葬儀場などが一般的です。近年では病院から直接、火葬場へ向かうケースもありますが、気持ちの整理をつけるためにも、故人との最後のお別れの時間を持つという意味でも、安置する場所を確保し、ゆっくりとお別れをすることをおすすめします。
安置の場所と期間
ご逝去後、葬儀までの間、故人様を安置いたしますが、その場所や期間は状況によって異なります。 近年では、病院で亡くなられるケースが多く、病院から自宅または葬儀場にご安置場所を移すことになります。
自宅に安置する場合は、かつては故人様を北枕に安置するのが一般的でしたが、最近では住宅事情などにより、必ずしも北枕にこだわる必要はありません。 ご遺族様にとって適切な場所を選んでください。
安置期間は、火葬場や葬儀場の都合、ご遺族様や親族様が集まるまでの時間などを考慮して決定します。 通常は、2～3日ほど安置し、その間に葬儀の準備を進めることになります。
安置の方法と注意点
ご逝去後、葬儀までの間、故人様をどこかに安置する必要があります。自宅に安置する場合と、葬儀場などの施設に安置する場合があります。それぞれの特徴を踏まえて、最適な方法を選びましょう。
自宅安置の場合、故人様を身近に感じられるというメリットがあります。 ご家族様だけでゆっくりとお別れを告げることができます。ただし、住宅事情によってはスペースの確保が難しい場合や、適切な環境を保つための工夫が必要となる 場合もあります。
一方、葬儀場などに安置する場合、スペースや設備の心配がなく、専門スタッフによるサポートを受けられるというメリットがあります。 ご遺族様は、葬儀の準備や手続きに集中できる という点も大きな魅力です。
どちらの方法にもメリット・デメリットがありますので、ご自身の状況や希望に合わせて、よく検討することが大切です。
安置に必要なもの
ご逝去後、葬儀までの間、故人様を安置いたしますが、自宅に安置する場合には、いくつかの必要なものがあります。まず、故人様を寝かせるための「布団」が必要です。これは、一般的な布団で問題ありませんが、地域によっては、特別な布団を使用する場合もあります。次に、故人様の枕元には、「枕飾り」を置きます。枕飾りは、小さな机の上に、故人様の愛用品や、一膳飯、お茶などを供えます。また、故人様のお身体を清潔に保つために、ドライアイスやアルコール綿なども必要となります。これらのものは、葬儀社に依頼すれば準備してもらえますので、事前に確認しておきましょう。
安置に関する疑問
大切な方が亡くなり、悲しみに暮れる間もなく葬儀の準備を進めなければなりません。中でも、故人をどこに安置するかは、まず初めに決めるべきことの一つです。自宅に安置するのか、葬儀場を利用するのか、それぞれのメリット・デメリット、費用相場など、疑問点を解消し、納得のいく選択をするための情報をまとめました。
