お供え

葬儀に関すること

葬儀に欠かせない樒の基礎知識

- 樒とは? - 仏壇に供える理由と由来 葬儀や仏壇に供える植物として馴染み深い樒(しきみ)ですが、その由来や理由についてご存じでしょうか。 樒は単なる飾りではなく、古くから日本人の死生観と深く結びついた植物なのです。 樒はシキミ科シキミ属の常緑樹で、仏教が伝来する以前から、その強い香りは邪気を払う力があると信じられていました。そのため、お墓や葬儀の際に用いられるようになり、仏教と結びついて、故人への哀悼の意を表す象徴として定着していきました。
仏壇・仏具に関すること

意外と知らない?葬儀の高坏のあれこれ

葬儀や仏壇に欠かせないものの一つに、高坏(たかつき)があります。しかし、その名前は知っていても、具体的にどのようなものなのか、何のために供えるのか、分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは、高坏の基本的な知識について解説します。 高坏とは、円形の器を三本または四本の脚で支えた形状の仏具です。主に、故人やご先祖様に食べ物を供えるために用いられます。 葬儀においては、故人があの世で困ることなく過ごせるようにとの願いを込めて、故人の好物や故人を偲ぶ食べ物を供えます。また、仏壇に置く場合には、毎日ご飯や水、お茶などを供え、故人を供養します。
葬儀に関すること

葬儀のマナー: 「御霊前」の意味と使い方

「御霊前」は、仏式の葬儀において霊前に供える金包みの表書きに用いる言葉です。 故人の霊に対し、敬意を込めて「御」を付け、霊前に供えるお金であることを意味しています。 香典として持参する際によく使われますが、仏式以外の葬儀では使用を避けるようにしましょう。
葬儀に関すること

葬儀と山の幸:その意味と由来

仏教では、人は亡くなるとあの世に旅立つとされ、その旅路の無事を祈るのが葬儀です。そして、四十九日の忌明けには、故人の魂が無事成仏できたことを喜び、冥福を祈る法要を行います。この法要を開眼供養と呼びますが、その際に、山菜やキノコなど、山の幸をお供えする風習が日本の各地に見られます。では、なぜ山の幸が開眼供養に供えられるのでしょうか?そこには、古くからの信仰と、日本人の自然に対する畏敬の念が深く関係しています。
葬儀に関すること

知って納得!お墓の「石量」の基礎知識

お墓を建てる際に必ず耳にする「石量」という言葉。なんとなくは分かっていても、具体的に何を指すのか、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか? この「石量」は、お墓に使われている石材の体積を表す言葉です。つまり、石の量が多いほど、お墓は大きく立派なものになります。石材は種類や産地によって価格が大きく変わるため、石量はお墓の価格を左右する重要な要素となります。