享年

お墓に関すること

「行年」と「享年」の違い 知っていますか?

お墓を訪れると、故人の名前と共に年齢が刻まれているのに気付くでしょう。しかし、よく見ると「行年」と「享年」の二種類の表記があることに気付くはずです。どちらも故人の年齢を表す言葉ですが、一体どのような違いがあるのでしょうか? 実は、「行年」は数え年、「享年」は満年齢で亡くなった年齢を表しています。 現代では満年齢で年齢を表すことが一般的ですが、かつては生まれた年を1歳として、新年を迎えるごとに1歳加算する数え年が使われていました。そのため、お墓に刻まれた年齢にも、それぞれの時代の慣習が反映されているのです。
葬儀に関すること

没年月日とは?命日との違いや意味、お墓への刻まれ方

「没年月日」とは、人が亡くなった日付のことを指します。「死亡年月日」や「逝去年月日」も同じ意味です。 一方で、「命日」とは、亡くなった年を除いて毎年巡ってくる、亡くなったのと同じ月日のこと。没年月日が1950年4月1日であれば、命日は毎年4月1日となります。また、「忌日」は、仏教の言葉で、祥月命日や年回忌など、故人を偲んで営む法要を行う日のことを指します。