
仏名ってなに?知っておきたい基礎知識
仏名とは、仏弟子として仏様の世界に縁を結んだ証となる、いわば仏の世界での名前のことです。戒名と混同されがちですが、戒名は本来、仏教の戒律を守ることを誓った人に与えられるものです。
仏名は、「院号」「生前のお名前や経歴を表す部分」「戒名(法名)」の3つの部分から成り立っています。それぞれ故人の人柄や功績などを表す意味が込められており、宗派や地域によってその構成は異なります。
仏名には、生前に故人が信仰していた宗派の本山から授かるものや、葬儀を執り行う寺院の住職から授かるものなど、様々な種類があります。