
葬儀の「釈迦」って誰のこと?
仏教の教えでは、人は亡くなると「あの世」へと旅立ち、やがては仏様になると考えられています。葬儀で「釈迦」という言葉を耳にすることがありますが、これは仏教の開祖である「釈迦牟尼仏」のことを指しているのです。
私たちが普段「お釈迦様」と呼んでいる仏様は、インドの王子として生まれ、厳しい修行の末に悟りを開いた人物です。そして、その教えは仏教として広く世界に伝わりました。
葬儀の場で「釈迦」という言葉が使われるのは、亡くなった方が仏様の教えに従って「あの世」へと旅立ち、やがては仏様になることを願う気持ちの表れなのです。