六親等

お墓に関すること

お墓継承のカギ?意外と知らない「六親等」の範囲

「六親等」。 聞き慣れない言葉に戸惑う方もいるかもしれません。 これは、自分を中心とした親族の範囲を示す言葉で、お墓の継承や相続問題において重要な意味を持ちます。 あなたと、あなたのお父様、そしてそのお父様…と遡っていくと、ひいひいひいおじいさんの代までが「六親等」にあたります。 普段の生活であまり意識することがない「六親等」ですが、いざお墓の継承問題に直面した時、この範囲の人々が深く関わってくることになります。 一体誰が「六親等」に含まれるのか、具体的に見ていきましょう。
お墓に関すること

多世帯墓とは? 無縁墓を防ぐ新しいお墓の形

近年、従来の家族観の変化や少子高齢化に伴い、新しいお墓の形として注目を集めているのが「多世帯墓」です。従来の一つの墓を家系で継承していくお墓のあり方とは異なり、多世帯墓は複数の世帯が同じお墓に入ることができるのが特徴です。 このお墓の形態には、大きく分けて二つあります。一つは、同じ地域に住む血縁関係のない複数の世帯が利用するもので、もう一つは、親族間で利用するものです。 後者の場合、例えば、長男が家督を継いでお墓を守るという従来の慣習にとらわれず、娘や次男夫婦、また、その後の世代も一緒に埋葬できる点がメリットとして挙げられます。 また、従来のお墓と比べて、1区画あたりの費用を抑えることができ、管理の負担を軽減できるという点も魅力です。 少子化が進み、お墓の継承者がいない、あるいは遠方に住んでいてお墓参りが難しいといった問題を抱える人が増える中、多世帯墓は、無縁墓の増加を防ぎ、故人を供養する場を未来へ繋いでいくための、一つの選択肢となるでしょう。