卒塔婆

お墓に関すること

知っておきたい葬儀用語「唐櫃」とは?

「唐櫃」という言葉を耳にしたことはありますか? 葬儀に参列する際などに見かけることはあっても、その意味や役割について、詳しく知っている方は少ないかもしれません。この項目では、葬儀において重要な役割を果たす「唐櫃」について、基本的な知識を解説していきます。
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五輪塔入門: 意味と卒塔婆との関係

五輪塔とは、主に墓地で目にする、五つの石を積み重ねた塔のことです。上から順に、空・風・火・水・地の五つの要素を表しています。それぞれ異なる形をしているのが特徴で、宇宙の構成要素を表現していると考えられています。 五輪塔は、インド発祥の仏教思想である「五大思想」に基づいています。これは、この世の全ては地・水・火・風・空の五つの要素から成り立っているという考え方です。五輪塔の形は、この五大思想を具現化したものであり、亡くなった方の遺骨を五輪塔に納めることで、遺骨は自然に還り、再び宇宙の一部になるという思想が込められています。
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意外と知らない?供養塔の種類と意味

供養塔とは、故人の冥福を祈り、遺徳を偲ぶために建立される塔のことです。お墓と混同されがちですが、厳密には異なります。お墓は遺骨や遺灰を納めて祀る場所であるのに対し、供養塔は遺骨の有無に関わらず、故人を偲び、供養することを目的としています。そのため、お墓とは別に建立されることも多く、墓石とは異なる形状や大きさを持つ点が特徴です。
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意外と知らない?卒塔婆の基礎知識

お墓参りに行くと、お墓の後ろに何本か立っている、細長い板状のものを目にしますよね。それが「卒塔婆(そとば)」です。 誰かの故人を偲んで手を合わせる場所であるお墓。そして、そのお墓に寄り添うように立つ卒塔婆ですが、一体どんな意味を持つものなのでしょうか? 実は卒塔婆は、故人の冥福を祈り、供養するための大切な役割を担っています。 今回は、普段何気なく目にしている卒塔婆について、その基礎知識や意味、そして歴史まで詳しく解説していきます。