
お墓の目地って?役割や種類、水対策まで解説
お墓の目地とは、石材と石材の間に作られる溝のような部分を指し、セメントやモルタルなどで埋められています。一見、小さな部分のように思えますが、お墓の耐久性や美観を保つ上で、非常に重要な役割を担っています。
目地の主な役割としては、雨水などの浸入を防ぐ「防水性」、地震などによる揺れを吸収する「緩衝材」、そして石材同士を繋ぎとめる「接着剤」としての役割が挙げられます。
もし目地が適切に施工されていないと、雨水が石材内部に浸透し、ひび割れや劣化の原因となるだけでなく、植物の根が張ってしまい、お墓の構造を壊してしまう可能性もあります。また、地震の揺れが直接石材に伝わってしまい、破損に繋がる恐れも。
このように、お墓の目地は、お墓を長く綺麗に保つために欠かせない存在と言えるでしょう。