常緑樹

葬儀に関すること

葬儀の榊、その意味と由来とは?

葬儀の場で必ずと言っていいほど見かける榊。古くから神聖なものとして扱われてきた榊は、葬儀においても重要な役割を担っています。その役割は、神聖な場所を示し、神域と現世を隔てる結界を作り出すこと。これは、榊が持つ常緑樹としての性質と深く関係しています。 一年中緑の葉を茂らせる常緑樹は、生命力の象徴とされてきました。そのため、榊は神聖な場所を示す印として、神棚や祭壇に供えられてきたのです。葬儀においても、榊は神聖な空間を作り出し、故人の魂をあの世へと導くための重要な役割を担っています。