知ってた?葬儀で使う「4月8日」の意味
仏教では、人が亡くなってから四十九日までの間、七日ごとに故人の冥福を祈り法要を営みます。この期間を中陰と呼び、忌明けとなる四十九日を満中陰といいます。葬儀で「4月8日」という言葉が出てくるのは、この四十九日の忌明け法要である「満中陰」の日を指す場合が多いでしょう。
本来であれば故人の命日から数えて四十九日目を満中陰とするべきですが、実際には親族が集まりやすいように、また僧侶の予定などの都合に合わせて、命日から近い土日などに行うことが増えています。そのため、葬儀の場で、喪主や遺族が参列者に向けて「満中陰法要は4月8日に行います」といったように、具体的な日付を伝える際に「4月8日」という言葉が使われるのです。