灯籠の種類

お墓に関すること

お墓に佇む「雪見灯篭」の意味と役割

雪見灯篭は、その名の通り雪景色の中でその風情を楽しむために用いられる灯篭です。一般的な灯篭よりも笠の部分が大きく、低い位置に設置されるのが特徴です。これは、雪の積もった景色をより美しく照らし出すための工夫と言われています。 雪見灯篭の由来は、茶道の世界にあります。茶道の始祖とされる千利休が、雪の降る庭に石灯籠を置いたことが始まりと伝えられています。その風情が人々に愛され、やがて庭園だけでなく、お墓にも用いられるようになったのです。