祥月命日

葬儀に関すること

祥月命日とは?意味や迎え方、香典のマナーを紹介

祥月命日とは、故人が亡くなった月の同じ日のことです。例えば、3月15日に亡くなった方の祥月命日は、毎年3月15日となります。 もともとは、仏教の教えで、人が亡くなってから四十九日や一周忌など、故人を偲んで供養する日のことを「命日」と呼んでいました。 しかし、月日が経つにつれて、命日の中でも特に故人を偲ぶ意味合いが強い「祥月命日」を指して、単に「命日」と呼ぶことが一般的になってきました。
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一周忌の基礎知識:意味、マナー、香典について

一周忌とは、故人が亡くなってからちょうど一年後に行われる法要のことです。仏教の教えでは、人が亡くなってから四十九日の忌明けまでは現世とあの世の狭間をさまよい、四十九日を経てようやくあの世にたどり着くとされています。そして、一年後の命日に、故人が無事に成仏できたことを願い、遺族や親族が集まり冥福を祈るのが一周忌の目的です。 元々は、中国から伝わった仏教の教えに基づいて行われていた法要ですが、今では宗教的な意味合いだけでなく、故人を偲び、生前の思い出を語り合う大切な機会として広く浸透しています。
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知っておきたい葬儀の基礎知識:月命日とは?

月命日とは、故人が亡くなった日の毎月の同じ日のことを指します。例えば、3月15日に亡くなった場合、4月15日、5月15日…と、毎月15日が月命日となります。 この月命日は、仏教の教えに基づいて、故人を偲び、冥福を祈るための大切な日とされています。 なぜなら、仏教では人が亡くなってから四十九日の間、七日ごとに故人の行き先が審判されると考えられており、この日々に合わせて法要を営んできました。月命日も同様に、故人を偲び、供養を行うことで、故人が安らかに成仏できるよう願いを込めるのです。
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葬儀と「血脈」:受け継がれる想いとは?

仏教において「血脈」とは、単に血の繋がりを指す言葉ではありません。これは、仏教の教えが師から弟子へと、脈々と受け継がれていくことを意味します。釈迦如来から現代に生きる私たちまで、数え切れないほどの師弟関係によって仏教の教えは伝えられてきました。この、教えの連なりこそが「血脈」なのです。
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没年月日とは?命日との違いや意味、お墓への刻まれ方

「没年月日」とは、人が亡くなった日付のことを指します。「死亡年月日」や「逝去年月日」も同じ意味です。 一方で、「命日」とは、亡くなった年を除いて毎年巡ってくる、亡くなったのと同じ月日のこと。没年月日が1950年4月1日であれば、命日は毎年4月1日となります。また、「忌日」は、仏教の言葉で、祥月命日や年回忌など、故人を偲んで営む法要を行う日のことを指します。
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三回忌の基礎知識:意味、時期、マナー

三回忌とは、故人の命日から満2年目、つまり亡くなってから3回目の祥月命日に行う法要のことです。仏教では、亡くなった日から7日ごとに法要を行い、故人の冥福を祈るとされています。なかでも、特に重要な法要とされているのが、一周忌と三回忌です。 三回忌は、故人が迷わずあの世にたどり着き、成仏できたことを確認する意味合いがあります。また、残された遺族にとっては、故人を偲び、生前の思い出を語り合う大切な機会となります。