般若心経

寺院に関連すること

三井寺の宗派って?天台寺門宗について解説

天台寺門宗は、日本の仏教宗派の一つで、比叡山延暦寺を総本山とする天台宗から、12世紀に円仁(慈鎮大師)の教えを受け継いだ良源(元三大師)の流れを汲む宗派です。鎌倉時代に円珍の弟子であった相応が園城寺(三井寺)を中興したことから、三井寺を総本山とする宗派として広く知られるようになりました。そのため、「園城寺宗」「寺門宗」とも呼ばれます。天台宗の教えを継承しながらも、独自の教義や信仰形態を持つ点が特徴です。