茶湯器

仏壇・仏具に関すること

祥月命日とは?意味や迎え方、香典のマナーを紹介

祥月命日とは、故人が亡くなった月の同じ日を指し、毎年訪れる故人を偲ぶ大切な日です。 「祥月」は、仏教用語で「めでたい月」を意味し、命日は「亡くなった日」を指します。つまり、祥月命日は、故人が亡くなった日を悲しむのではなく、故人を偲び、生前の感謝の気持ちを持って迎える日として捉えられています。 由来は明確ではありませんが、日本では古くから、故人の命日に法要を行う風習がありました。時代と共に、祥月命日にも故人を偲ぶ習慣が広まり、現在のように大切な日として定着していったと考えられています。
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知っておきたい葬儀のマナー:茶湯器とその意味

茶湯器とは、仏式のお葬式で、故人に最後のお茶を供えるために用いる小さな器のことです。一般的に、湯呑と湯呑みを載せる台、そして蓋の三点セットで構成されています。素材は陶磁器製のものが多く、白や藍色など落ち着いた色合いのものが一般的です。 茶湯器は、単なる器ではなく、故人への感謝と敬意を表すための大切な道具です。葬儀や法要の際に、遺族や参列者が故人に心を込めてお茶を注ぎ込むことで、あの世での幸せを祈ります。
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仏具の基礎知識:『具足』とは?

『具足(ぐそく)』とは、仏壇にお供えをするために必要な仏具一式のことを指します。 お仏壇の大きさに合わせた三具足や五具足などのセットが販売されており、宗派によって必要な仏具やその数が異なるため注意が必要です。