寺院に関連すること 葬儀で「親鸞」?浄土真宗の教えと作法 浄土真宗は、鎌倉時代に親鸞聖人によって開かれた仏教の一派です。親鸞聖人は、当時の仏教が一部の修行者のためのものとなってしまっていたことに疑問を抱き、「すべての人が、分け隔てなく救われる」という教えを説かれました。これが浄土真宗の根本となる教えであり、現代でも多くの人々に受け継がれています。 2024.05.24 寺院に関連すること
寺院に関連すること 「報恩講」とは? 親鸞聖人に感謝する法要 「報恩講」とは、浄土真宗を開かれた親鸞聖人の命日である11月28日(旧暦1月28日)を中心として行われる、仏事です。 「報恩」には、私たちに仏の教えを説いてくださった親鸞聖人への感謝の気持ちを表す意味が込められています。 浄土真宗では、阿弥陀如来の教えを私たちにわかりやすく伝えてくださった親鸞聖人の功績を讃え、報恩の誠を捧げ、教えを深く聞かせていただくために、毎年報恩講が勤められています。 2024.05.24 寺院に関連すること
お墓に関すること 意外と知らない「廟所・廟堂」の意味 「廟所」と「廟堂」は、どちらも神聖な場所を指す言葉ですが、その意味合いには微妙な違いがあります。 「廟所」は、主に祖先を祀るための建物や場所を指します。具体的には、神社や寺院にある本殿や拝殿、あるいは墓地にあるお墓などが挙げられます。 一方、「廟堂」は、より広義に、国家的な祭祀を行う場所や、政治を行う重要な場所を指します。古代中国では、皇帝が政治を行う宮殿などを「廟堂」と呼んでいました。 つまり、「廟所」がどちらかというと私的な信仰の場であるのに対し、「廟堂」は公的な、権威や権力と結びついた場所というニュアンスの違いがあると言えるでしょう。 2024.05.24 お墓に関すること