寺院に関連すること 意外と知らない「灌仏会」の意味と由来 灌仏会(かんぶつえ)とは、お釈迦さまの誕生を祝う仏教行事のことです。一般的には「花まつり」の呼び名で親しまれており、毎年4月8日に行われます。 この日、寺院では花で飾られた「花御堂(はなみどう)」と呼ばれる小さなお堂が設置され、その中に誕生仏の像が安置されます。参拝者は像に甘茶をかけてお祝いするのが習わしです。 明るく華やかな雰囲気で、子どもから大人まで楽しめる行事として広く親しまれています。 2024.05.24 寺院に関連すること
寺院に関連すること 12月8日は成道会!その意味と由来を知る 毎年12月8日は「成道会(じょうどうえ)」と呼ばれる仏教の行事です。この日はお釈迦様が悟りを開いた日として、仏教徒にとって特に大切な日とされています。 日本では、禅宗の寺院を中心に坐禅会や法要が行われます。また、甘茶をかけてお祝いする「灌仏会(かんぶつえ)」と同様に、仏像に甘茶をかける習わしも残っています。 2024.05.24 寺院に関連すること
寺院に関連すること 意外と知らない?葬儀の「花祭り」の意味と由来 「花祭り」と聞いて、色鮮やかな花々で飾られたお釈迦様の像に甘茶をかける、あの春の風物詩を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実は、葬儀においても「花祭り」という言葉が使われることがあります。これは仏教用語の「花まつり」とは全く異なる意味を持つ言葉です。一体どのようなものなのでしょうか。 葬儀における「花祭り」とは、お通夜後、火葬場へ向かう前に、故人様を偲んで棺の中に生花を納める儀式のことを指します。「納棺の花入れ」や「別れの儀式」など、地域や宗派によって様々な呼び方があります。 この儀式は、故人様との最後のお別れとして、感謝の気持ちを込めて生花を贈り、冥福を祈る意味が込められています。そのため、単なる儀式としてではなく、故人様への想いを込めて行うことが大切です。 2024.05.24 寺院に関連すること
葬儀に関すること 葬儀の謎解く「頭陀袋」、その役割と由来とは? 葬儀に参列すると、喪服姿の人々が一様に手にしている、小さな布製の袋。多くの人が目にしたことがあるでしょう。しかし、それが一体何なのか、疑問に思ったことはありませんか?その正体は「頭陀袋」と呼ばれるものです。 一見、ただの袋のように思える頭陀袋ですが、実は深い意味を持つ、葬儀には欠かせないものです。今回は、謎多き頭陀袋の役割や由来、そして知っておきたいマナーについて詳しく解説していきます。 2024.05.24 葬儀に関すること
葬儀に関すること 葬儀の「釈迦」って誰のこと? 仏教の教えでは、人は亡くなると「あの世」へと旅立ち、やがては仏様になると考えられています。葬儀で「釈迦」という言葉を耳にすることがありますが、これは仏教の開祖である「釈迦牟尼仏」のことを指しているのです。 私たちが普段「お釈迦様」と呼んでいる仏様は、インドの王子として生まれ、厳しい修行の末に悟りを開いた人物です。そして、その教えは仏教として広く世界に伝わりました。 葬儀の場で「釈迦」という言葉が使われるのは、亡くなった方が仏様の教えに従って「あの世」へと旅立ち、やがては仏様になることを願う気持ちの表れなのです。 2024.05.24 葬儀に関すること
葬儀に関すること 葬儀で耳にする『帰依』って? 葬儀は、故人との別れを惜しみ、冥福を祈る場であると同時に、残された者が死と向き合い、その後の人生を生きていくための大切な儀式でもあります。 その中で「帰依」という言葉が使われることがありますが、これは仏教の教えと深く関わっています。 仏教では、人は死後、迷いの世界から解き放たれ、仏様の世界へと旅立つと考えられています。「帰依」とは、仏・法・僧の三宝を信じ敬うことで、迷いの世界から仏の世界へと進むことを意味します。 葬儀の中で僧侶が読経するのも、故人が無事に仏様のもとへ導かれ、「帰依」できるよう祈りを捧げているのです。 2024.05.24 葬儀に関すること