
意外と知らない?霊舎の基礎知識
「仏壇」と「霊舎」、どちらも先祖を供養するためのものというイメージがありますが、それぞれ祀る対象や由来が異なります。 この記事では、仏壇と混同されがちな霊舎について、基礎知識をわかりやすく解説していきます。
まず、霊舎とは、神道における祖霊を祀るための棚のことです。 神棚と似ていますが、神棚が天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめとする神様を祀るのに対し、霊舎は故人となった家族の霊を祀るという違いがあります。
一方、仏壇は、仏教徒が故人の冥福を祈り、仏様と崇める対象であるご本尊を祀るためのものです。
このように、霊舎と仏壇では、祀る対象が異なり、それぞれに意味や役割があります。
ご自身の信仰や家の宗旨をよく理解した上で、霊舎と仏壇のどちらが必要なのか、またはどちらも必要なのかを判断するようにしましょう。