「エ」

葬儀に関すること

回し香炉とは?葬儀で知っておきたいマナー

回し香炉とは、葬儀や法要の際に参列者が順番に回しながら焼香を行うための香炉のことです。一般的に、金属製の容器の中に灰が敷き詰められており、その上に香を焚くようになっています。葬儀の形式や地域によっては、回し香炉ではなく、一人ずつ焼香台で焼香を行う場合もあります。
葬儀に関すること

閻魔帳ってなに?あの世と死後の世界を紐解く

誰もが一度は耳にしたことがある「閻魔帳」。死後の世界を裁く恐ろしい帳面、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。今回は、閻魔帳の起源や役割、そしてそこに記された内容について詳しく解説していきます。 閻魔帳の起源は、古代インドの宗教であるヒンドゥー教に遡ります。そこでは、人間の生前の行いを記録する「ヤマ」という神が登場します。このヤマ神が、仏教に取り入れられ、中国で道教の影響を受けながら、現在の閻魔大王へと変化していきました。 閻魔帳は、閻魔大王の裁判で重要な役割を果たす、いわば「生死の記録簿」です。そこには、人間のあらゆる善行悪行が克明に記録されているとされ、死後に閻魔大王の前に引き出された魂は、この記録に基づいて裁きを受けるとされています。
葬儀に関すること

知っておきたい遠方忌|十三回忌の意味とマナー

十三回忌は、故人の没後13年目の祥月命日に営む法要です。十三回忌は「遠方忌(えんぼうき)」とも呼ばれます。これは、昔は仏教の教えで、人が亡くなってから13年以上経つと、その魂は「浄土」と呼ばれる場所へ行き、私たちが住む世界から遠く離れてしまうと考えられていたことに由来します。つまり、十三回忌は、故人が迷わず浄土へたどり着けるように、そして、安らかに過ごせるようにと願いを込めて営まれるのです。
葬儀に関すること

意外と知らない?遠波忌(七回忌)の意味とマナー

故人が亡くなってから6年目の命日を迎え、7回目の年忌法要を「遠波忌(おんぱき)」と言います。 「波が徐々に遠ざかっていくように、故人への悲しみが薄れていく」という意味が込められており、このことから「遠波忌」と呼ばれるようになったとされています。 一般的に、一周忌までは故人を偲んで悲しみに深く浸りますが、年数が経つにつれて、少しずつその悲しみを乗り越え、前向きに生きていくという気持ちの変化を表していると言えるでしょう。
お墓に関すること

永代使用料って?お墓の費用を理解しよう

お墓を建てる際に必ず耳にする「永代使用料」。これは、簡単に言えばお墓を建てる土地を借りる費用のことです。つまり、土地を購入するのではなく、永代に渡って使用するための権利を得るための料金と言えます。 この永代使用料、実はお墓の費用の中でも大きな割合を占めています。そのため、金額や支払い方法についてしっかり理解しておくことが重要です。
お墓に関すること

永代使用墓地って?仕組みと注意点を解説

お墓にはいくつか種類がありますが、中でも「永代使用墓地」は一般的に広く選ばれているお墓の形式です。これは、墓地の永代使用権を購入することで、その土地に自分の家のお墓を建てることができるというものです。ただし、「永代」という言葉が使われているからといって、永遠に使い続けられるわけではありません。 この章では、永代使用墓地とは一体どのようなものなのか、その仕組みやメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
お墓に関すること

永代使用権とは?お墓の継承と費用を解説

お墓を探す際によく耳にする「永代使用権」という言葉。これは、墓地の一部の区画を使用し、そこに墓を建ててお墓参りや管理などを行う権利のことを指します。ただし、土地の所有権を得るわけではありません。あくまでも、お墓を建てる権利を寺院や霊園から借りるという形になります。そのため、永代使用権には、使用期間や条件などが定められており、契約時にしっかりと確認することが重要です。
お墓に関すること

継承者がいなくても安心?永代供養料を徹底解説

永代供養料とは、お墓の管理や供養を寺院や霊園に永代にわたって依頼するための費用のことです。 従来のお墓は、家族や親族が承継して管理・供養することが一般的でしたが、少子高齢化や核家族化が進む現代では、後継者不足が深刻な問題となっています。 永代供養は、このような後継者問題の解決策として近年注目されています。
お墓に関すること

永代供養とは?費用やメリット・デメリットをわかりやすく解説

- 永代供養の基礎知識意味や一般的な流れ 近年、お墓の継承者不足や、お墓の管理が難しいといった理由から、「永代供養」への関心が高まっています。 永代供養とは、簡単に言うと遺骨を寺院や霊園などに預け、その施設が永代に渡って供養と管理を行ってくれるシステムのことです。 従来のお墓のように、自分たちの子孫に管理を託す必要がないため、負担の少ない供養方法として注目されています。 -# 永代供養の一般的な流れ 永代供養は、一般的なお墓と比べて、比較的シンプルな流れで行われます。 具体的な流れは以下の通りです。 1. -永代供養を行う寺院や霊園を選ぶ- 費用や供養方法、施設の雰囲気などを比較検討し、自身に合った場所を選びましょう。 2. -契約手続きを行う- 費用や供養内容などを確認し、契約を結びます。 3. -納骨を行う- 遺骨を寺院や霊園に納めます。 4. -永代に渡る供養- 寺院や霊園が、永代に渡って供養と管理を行ってくれます。 永代供養は、生前に自身で契約することも、遺族が故人のために申し込むことも可能です。
お墓に関すること

現代人の選択:永代供養というお墓のカタチ

かつてお墓とは、家制度の基盤であり、先祖代々受け継ぎ、そして子孫へと繋いでいくものという意識が一般的でした。しかし、少子高齢化や核家族化が進む現代では、お墓の継承が難しくなり、また、価値観の多様化により、従来のお墓に対する考え方も変化してきています。 従来型の家墓の管理には、清掃や墓参りなど、時間的、経済的な負担も少なくありません。また、遠方に住むようになると、お墓参りの頻度も減り、「お墓は、自分たちの子どもに負担をかけたくない」と考える人が増えていることも、お墓に対する価値観の変化に繋がっていると言えるでしょう。
葬儀に関すること

エンバーミング:それは永遠の眠りのための準備

エンバーミングとは、故人の身体を保存するための処置のことです。 古くは古代エジプトで行われていたことでも知られており、現代では主に葬儀までの期間、故人の姿を保つために施されます。 具体的には、血液の代わりに防腐効果のある薬剤を体内に循環させ、細菌の繁殖を抑え、腐敗の進行を遅らせる処置を行います。 これにより、故人との最後の時間を穏やかに過ごすことができるだけでなく、遠方からの参列者もゆっくりとお別れをすることが可能になります。
葬儀の準備について

残される人のために。エンディング活動のススメ

「エンディング活動」という言葉をご存知でしょうか?人生の終わりに向けた準備を指す言葉ですが、まだまだ聞き慣れない言葉かもしれません。しかし、自分らしい最期を迎えるため、そして残された家族の負担を減らすためには、とても大切な活動です。このコーナーでは、エンディング活動の内容と、始めることの意味について解説していきます。
葬儀の準備について

エンディングノートの書き方と意味~後悔しない終活のために~

「エンディングノート」という言葉、最近よく耳にするようになりましたね。人生の終末を見据えて、自分の想いや願い、そして大切な人へのメッセージなどを記しておくノートのことです。 しかし、「遺言書と何が違うの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。 確かにどちらも「死」に関連した書類ですが、その役割は大きく異なります。簡単に言うと、遺言書は「法的な効力」を持つのに対し、エンディングノートは「法的効力を持たない」点が大きな違いです。 遺言書は、主に「誰に」「何を相続させるか」といった財産分与について、法律に基づいて記すものです。一方、エンディングノートは法的拘束力はありませんが、あなたの希望や考えを伝えるものとして、残された家族にとって大きな意味を持ちます。
葬儀に関すること

エンゼルメイク:旅立ちへの最後の贈り物

エンゼルメイクとは、ご逝去された方が安らかに眠っているように見せるためのメイクのことです。故人様の生前の面影を偲ばせるだけでなく、旅立ちの際に美しい姿で送り出してあげたい、というご遺族様の願いを込めて施されます。 従来のメイクとは異なり、エンゼルメイクは特殊な技術や道具を用いる場合があります。そのため、専門の知識を持ったエンゼルメイクアップアーティストが、故人様の顔立ちや肌の色に合わせて丁寧にメイクを施します。