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お墓に関すること

お墓の要!根石の種類と役割

お墓は、ご先祖様を供養するための大切な場所です。そして、そのお墓を支える重要な役割を担っているのが「根石」です。 根石とは、お墓の一番下に敷かれる、いわば基礎となる石のことで、お墓の安定性を保つために欠かせないものです。 根石には、大きく分けて「据え付け根石」と「割り栗石」の2種類があります。据え付け根石は、お墓の土台となる部分に設置される大きな石で、お墓全体の重量を支える役割を担います。一方、割り栗石は、据え付け根石の周りに敷き詰められる、比較的小さな石です。水はけを良くしたり、地盤を安定させたりする効果があります。 根石は、お墓の安定性と耐久性を左右する重要な要素です。そのため、お墓を建てる際には、石材店とよく相談し、その土地の地盤に合った根石を選ぶようにしましょう。
葬儀に関すること

葬儀の念仏、その意味と作法

葬儀で耳にすることの多い念仏ですが、その意味や歴史について、深く知っている方は少ないのではないでしょうか。ここでは、葬儀における念仏について、基本的な知識を分かりやすく解説していきます。念仏とは、仏教用語で「仏を念じること」を意味します。具体的には、「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華経」といった、仏の教えや功徳をたたえる言葉を唱える行為を指します。 念仏を唱えることによって、仏の慈悲に感謝し、極楽浄土に往生することを願うという意味が込められています。また、念仏は、故人の冥福を祈り、残された者が心の平安を得るためにも大切な役割を果たすとされています。
仏壇・仏具に関すること

葬儀のマナー: 念珠の意味と持ち方

仏教において、念珠は単なるアクセサリーではなく、重要な宗教用具です。108個の珠は人間の煩悩を表し、念珠を繰ることで煩悩を打ち消し、心を穏やかにするとされています。素材や形式も様々で、宗派によって違いが見られるのも特徴です。
寺院に関連すること

2月15日は涅槃会!お釈迦様の教えを偲ぶ

毎年2月15日は、仏教の開祖であるお釈迦様の命日として「涅槃会(ねはんえ)」が営まれます。この日、寺院ではお釈迦様の入滅を偲んで様々な法要が行われます。 では、そもそも「涅槃」とはどのような意味を持つのでしょうか?
手続きに関して

年金受給者死亡届の手続きと未支給年金について

年金受給者が亡くなった場合、遺族は速やかに日本年金機構に「年金受給者死亡届」を提出する必要があります。これは、年金の支払いを停止するためだけでなく、未支給年金の請求や、遺族年金を受ける際に必要な手続きとなるからです。
葬儀に関すること

年忌法要の基礎知識:意味、時期、準備を解説

年忌法要とは、故人の死後、一年忌、三回忌、七回忌といったように、仏教の教えに基づき、年単位で営まれる追善供養の儀式のことです。 年忌法要では、遺族や親戚、故人と縁の深かった人たちがお寺や自宅に集まり、読経や焼香を行います。そして、故人を偲び、生前の思い出を語り合いながら、冥福を祈ります。 年忌法要は、単なる法要の機会としてだけでなく、遺族や関係者が集まることで、故人との繋がりを再確認し、互いに支え合う大切な機会でもあります。
葬儀に関すること

喪中はがき: 意味と書き方を知っておこう

年賀欠礼とは、喪中につき年始の挨拶である年賀状を控えることを伝える言葉です。 近親者を亡くした悲しみの中で、年賀状の準備をすることは大変なことですし、また、受け取る側にとっても、お祝いの時期に不幸を知らせることになってしまうため、失礼に当たると考えられてきました。 そこで、喪中はがきによって、前もって年賀状を失礼する旨を伝えておくことで、お互いの気持ちに配慮するというわけです。
お墓に関すること

もう古い?お墓の「猫足」ってどんなもの?

お墓参りに行くと、様々な形のお墓を見かけますよね。その中で、台の部分に丸みを帯びた、まるで猫の足のような形の装飾が施されているお墓を見たことはありませんか?それが「猫足」です。 猫足は、西洋建築の影響を受けたデザインで、特に明治時代から昭和時代にかけて建てられた古いお墓によく見られます。当時の職人さんたちは、猫足の曲線を美しく彫り出すことに、技術と誇りを持っていたと言われています。